【府中市】2025年出初式が行われました。初めての木遣り、はしご乗りに感動しました!

2025年1月12日(日)、府中公園にて2025年府中市消防団出初式が行われました。
2025年出初式02府中公園には府中市消防団員と消防車両が大集合。まちを守るかたの姿は凛々しくて格好良かったです。府中市の消防団は2024年時点で第18分団、総定員数420名で運営されています。今回の出初式は観客も多く、近隣の方やご家族の方などでにぎわっていました。2025出初式03

●睦消防組さんによる実演
出初式に先立ち、睦消防組(むつみしょうぼうぐみ)による木遣り(きやり)や、はしご乗りの実演が行われました。2025出初式04木遣りは作業唄です。木材や岩など重いものを力を合わせて運ぶときに息をあわせる掛け声代わりの唄のことです。東日本鉄道文化財団さんのHPによると、

江戸では、町火消しの鳶たちのたしなみとして発展し、棟上や祝儀、また祭礼などの練り唄に転用されるに至り、江戸独特の木遣り唄が生まれた

とのことです。今回初めて現地で聞いたのですが、厳かな雰囲気で思った以上に格式を感じました。ゆったりとしたテンポで、大勢の職人が歌う日本の伝統的なアカペラ。江戸時代から今の令和の時代までこの唄が受け継がれているのはすごいですよね。
2025出初式05そして静かにはしごが立てられ、はしご乗りが始まりました。
想像以上にはしごが高く最初は見ていて怖かったのですが、さすがのプロの演技、気が付くと演技を楽しんで拝見していました。2025出初式06命綱なし、体幹のみでバランスをとる乗り手さんも、とび口(ガラスを割ったり危ないものをどかしたりする消防用具)のみではしごを支える支え手さんもどちらもすごいと思いました。気になってはしご乗りについて調べてみたのですが、江戸時代の町火消しやとび職が火災現場で火事の方角を見定めたり、人命救助に役立てたりするために身に付けた技が起源で、50近くの技があるのことでした。2025出初式07私も感動しましたが、隣で見ていた外国の方も「wow cool…」と息をのんで感動していました。文化が違っても同じ感想を持てる、誇れる伝統芸能は素敵ですね♪
2025年も火事に気を付けていきましょう!

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