【府中市】秋季祭くり祭 宵祭りの幽玄な夜の大國魂神社を楽しんできました
2024年9月27日(金)、28日(土)の2日間、大國魂神社では「秋季祭くり祭」がありました。27日は宵祭り。夜の祭りの雰囲気が珍しいと思い、楽しんできました。府中駅前に到着したのは18時ごろです。また若干明るいですが、日が短くなったことを感じながらけやき並木通りを歩いていきます。山車の明かりが美しいです。太鼓の音を聞きながら神社方面に歩いていきます。力作が描かれた行灯が飾られています。神社に到着することには行灯の明かりが分かるくらい、日が暮れていました。境内には行灯と露店が並んでいます。まだ時間は早かったからでしょうか、人はそれほど多くなかったのですが、雰囲気はすごくありました。そしてくり祭ですので、栗がたくさん並んでいます。鬼皮付の生栗と、蒸し栗が売っていました。生栗は茨城産、多摩産がありました。蒸し栗を購入し、お札も頂きました。蒸し栗はホクホクで美味しかったです。そしてさらに本殿へ進んでいきます。途中、神楽殿で奉納されていた狂言は、国籍問わず多くの方が鑑賞されていました。舞台だけが明るく浮かび上がり、炎が揺れているその様子は本当に幽玄そのものでした。狂言は初めて鑑賞しましたが面白かったです。境内から本殿まで、昼とは少し趣が異なり、参拝客の皆さんもどこか声のトーンが抑えめで、そぞろそぞろと歩いていく夜の雰囲気がとても良かったです。来年は28日の本祭りを、昼から夜にかけてじっくりと楽しみたいと思います。大國魂神社はこちら↓