【府中市】本を読む・文を書くことがもっと身近になるZINEの世界を覗いてみませんか?LIGHT UP LOBBYさんで『ZINE‐読書の秋‐』が開催されました
2024年11月9日(土)、府中駅北口のホテルケヤキゲート東京府中内のカフェ&コワーキングスペース「LIGHT UP LOBBY」さんで初の試みイベントが行われました。そのイベントは『ZINE‐読書の秋‐』。…ZINEという言葉を初めて耳にしたので、まずはどういうものか調べてみたところ、「個人や小規模グループで自由に作成する冊子や出版物」の総称のようです。どのような文章、どんな形、サイズでアウトプットしてもOKのようで、なるほど会場は色とりどりの冊子、写真、そして本や文房具カテゴリに入るような雑貨が並んでいました。
ホテルケヤキゲートのロビーがいつもの真面目な雰囲気のコワーキングスペースとは違い、自由な作品が並び、楽しい話が飛び交う明るい雰囲気でした。もともと制作することが好きで、ずっと書き溜めていたものを本にした作家さんが多かったです。500文字以内の短編から、立てることができるほどにボリュームのある長編、旅行記やエッセイもあれば物語、ファンタジーなどジャンルも幅広かったです。写真集もありました。本屋さんで行われるこのようなイベントと比べて大きく違うのは「作家さんが目の前にいること」だと思いました。ロシアへの旅行記を書かれた作家さんと府中のロシア料理屋さんの話で盛り上がったり、奈良のZINE作家さんとは奈良の話を楽しんだり、府中でのイベントに初めて参加される方は府中のお気に入りのお店の話をしたり、楽しい時間を過ごしました。
本も面白かったです。生活の一部を文章で切り取った、自分では抱くことが無いような思い、どこまでも心が温かくなるファンタジーもあれば、ChatGPTに文章をお願いしたおみくじもありました。立ち読みOKの作家さんが多かったのでいろいろ読ませて頂きましたが、入り込んでしまう作品ばかりでした。レイアウトなども人それぞれ。本の下に文章を置いてゆっくり読ませるものや写真集、リソグラフ印刷で凝ったものだったり飽きませんでした。ZINEイベントは初めてでしたが、いろいろな作品があることを知るだけでも楽しかったです。
ちなみにLIGHT UP LOBBYさんでは「ヒトハコストア」という、棚1つから借りられるお店があるのですが、今回のイベントを機にヒトハコストアでも販売される作家さんもいらっしゃいます。お時間ありましたら、LIGHT UP LOBBYへいらしてみてはいかがでしょうか?
読書の秋、あなたもZINEにはまってみませんか?
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