【府中市】大國魂神社の隣に世界のビールが集まる穏やかな場所。ビアハウスケンさんで美味しい1杯を頂きました!
旧甲州街道沿い、大國魂神社さんとモナムール清風堂さんの間の道を入ったところに、壁が綺麗なオレンジ色のそれこそビール色の建物があります。イタリアのブラーノ島やデンマークのニューハウンのような佇まいなのですが、そこは角打(購入したお酒をその場で飲むことができる酒屋さんのスタイル)。クラフトビールや世界のビールなどを取り扱うビール専門店の酒屋さん「ビアハウスケン」さんです。伺ったのは2024年11月のとある日、19時30分過ぎ。マスターが温かく迎えてくださいました。外国の趣たっぷりな空間なのですが、マスターの穏やかな雰囲気にほだされ、初めての場所なのになぜか落ち着く空間です。広さは商店街の酒屋さんくらい。ですが、ワンダーランドなのです。
「昔は普通の酒屋さんのように、いろいろな種類の酒を置いていた」と仰るマスターのケンさん。ですがある時を境に、ビールに特化すると決めたとのことです。以来、美味しいビールの提供を続けていらっしゃいます。●樽生ビールを頂きました
この日は「ちょっとだけ、美味しいお酒が飲みたい!」という気分で伺ったので、樽生ビールを頂くことにしました。訪問時のビールは「ベアードビール」さんの2種。「ブライアンさんとさゆりさんが作っているビールで、1つはビアフェスのために作ったビールだよ」と教えてくださいました。『フェストラガー』はこれぞ麦汁と言わんばかりの風味なのに強くない、柔らかい飲み口でひと口目で大好きになりました。もう1種類の『四姉妹スプリングボック』も美味しかったですよ~♪沼津のクラフトビールの樽生を府中で飲めるなんて、なんて贅沢だろうと思いました。写真撮影の時にグラスをどこに置こうか迷っていると、「みんなはホワイトボードの下に置いてあるドーナツ状の紙の穴において撮ってるよ」と教えてくださり、私も右にならえで撮影。ドーナツ状の紙は樽にかかっているタグなのだそう。タグもオシャレで気分がアガります。●見ているだけで嬉しくなるパッケージ、世界のビール
店内の壁の一面は冷ケース。その中には色とりどりのビールが自分の出番を今か今かと待っているようにひしめいています。まるで外国に来たような気分になります。国別に分けているそうで、日本、アメリカ、ドイツ、イギリス、ベルギー…と並んでいます。ラベルが色鮮やかだったり、ワインボトルのようだったり、国によって、と言いますかブルワリーによってこれほどまでにコンセプトが違うのかと感動すら覚えます。ラベルデザインも日本のそれとは違い、見入ってしまいます。好みもはっきり分かれるのでしょうか、お客様が来店し推しのビールを購入して帰るまでの時間の短さ、そのスマートぶりに目を丸くしました。●世界のビールのあれこれ
そしてビール初心者の私は引き続きいろいろ教えて頂きました。例えば、クリスマス辺りの期間限定で発売される「ブッシュドノエル」というビールはアルコールが強いので、1年熟成させて飲むことを楽しむ方もいるとのこと。また温度についても、日本はビールと言えば冷たくて当たり前だが、外国だと常温は普通、むしろ温めて飲むこともある…など、ビールのあれこれを教えて頂き楽しかったです。最後は英語を勉強できるビールのフリーペーパーを頂き、帰路につきました。ビールのためなら英語も頑張れ…そうです!(きっと)
美味しいビールをほっとできる雰囲気で楽しめるビアハウスケンさん。気になる方は行ってみてはいかがでしょうか?
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