【府中市】一人でも、親子でも、友達と一緒でも。幸福感で満たされた「織物BAR」は来月も開催、店主も募集中です。

「織物BAR in FUCHU」というユニークなワークショップが、2025年9月4日と6日に府中駅近くのLIGHT UP LOBBY GALLERYで開催されました。

これは、東京都と府中市、アーツカウンシル東京が共生社会の実現に向けて協働するプロジェクトです。手話通訳者がいる時間帯を設けるなど、多様な人々が楽しめる工夫が凝らされたこのワークショップに、今回足を運んでみました。

市では、東京都・アーツカウンシル東京と連携して進める文化事業「共生社会にふれて、みる」の体験プログラムとして、 …

●手のひらサイズの織物を、好きな布を選んで作る
今回開催されたのは、サトー洋裁教室さんに眠っていた宝物のような布を選んで、織物をつくるワークショップです。
この企画は、NPO法人アーティスト・コレクティヴ・フチュウ(ACF)の『ラッコルタ-創造素材ラボ-』とも連動しています。地元で使われなくなった資源を集め、表現のための創作素材として新しい命を吹き込むプロジェクトの協力を得て、素敵な布たちが集まりました。

織物Barの名の通り、カクテルのようにバーカウンターに並ぶ布は約40種類。好きな色柄の布を選び、織物キットを受け取ったら、制作を始めます。

自分の好きな布を縦糸にくぐらせ、櫛で寄せていきます。どこで布の種類を変えようか、どのくらい目を詰めるのかは自由自在。最後に作品を額に入れて写真撮影します。参加者は思い思いに作品に向き合っていました。

●没頭する人、会話を楽しむ人。会場の中で、多くの人の時間も織られていきます
驚いたのは、会場のにぎやかさ。伺うまでは織物工房のイメージから、水を打ったような静けさの中で織り続けるワークショップと思っていました。しかし会場はおしゃべりと手話と笑い声、そしていい具合に肩の力が抜けた笑顔で溢れていました。

完成した作品を見ながら、「素敵ですね」という声かけに対して「ありがとうございます」と手話で答えたりする、これからの共生社会の姿を垣間見ることもできました。

もちろん、1人で没頭して作業されている方も多く、参加者さんそれぞれの時間が見えました。

参加者さんに制作時間を尋ねましたが、「気付いたらこの時間になっていました」「夢中になりすぎて覚えていませんね」と、時間を忘れるほど楽しまれた方が多かったです。1人で3作品制作された方もいらっしゃいました。

作品のことを尋ねると、みなさん嬉しそうに、ご自身の作品を見せてくださいました。
手芸が苦手な私ですが、会場に溢れる幸福感、満足感に触れ、次回は挑戦してみようと思いました。

●次回の店主さんは募集中です!お話好きな人、興味がある人は是非応募してみてはいかがでしょうか?
今回の店主は久村卓さん。織物BARの主宰で、BARカウンター(什器)もDIYで制作される美術家さんです。

来月、2025年10月も織物BARが企画されていますが、次回の店主さんは応募するそうです!当日は久村さんやスタッフさんのサポートもあります。ものづくりが好きな方、いろいろな方と話してみたい、つながりたい方はチェックしてみてくださいね♪

織物BAR in FUCHU 10月開催分 店主募集

日時 :2025年10月24日(金)・25日(土)13:00~18:00
   ※両日とも手話通訳時間あり(16:00~18:00を予定)
会場 :LIGHT UP LOBBY GALLERY
対象 :どなたでも
参加費:無料
申込 :専用申込フォームはこちら 
10月14日(火)までにお申し込みください

問い合わせ:府中市 文化スポーツ部 文化生涯学習課
令和7年度 東京都・府中市芸術文化連携事業「共生社会にふれて、みる」のプログラム概要については公式サイトをご確認ください

店主としても、参加者の立場も楽しく参加できること間違いなしのワークショップ。10月、お時間の都合が合えばお出かけしてみてはいかがでしょうか?

LIGHT UP LOBBY GALLERYはこちら↓

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