【府中市】まちゼミで“書く瞑想”ジャーナリングを体験。自分と向き合う時間に癒やされました
2025年10月、府中市内では「むさし府中まちゼミ」が開催されています。2024年からは府中市全域で実施されており、街のいたるところで講座が開かれています。
今回もいくつか体験してきましたので、その様子をお伝えできればと思います。
●書く瞑想「ジャーナリング」体験講座に参加しました
10月上旬、ルミエール府中1階のさくらガーデンで行われた「ジャーナリング体験講座」。温かい太陽の光が差し込む店内の一角で、参加者が自分と向き合いながら筆を走らせる時間となりました。
講師は仲弥生さん。Webデザイナーとして会社勤めをされる傍ら、個人でもジャーナリングコーチやライフコーチとして活動している、3姉妹のお母さんです。

講師の仲弥生さん。雰囲気が温かく、安心して自分と向き合う時間を過ごすことができました
ジャーナリングは、「書く瞑想」とも呼ばれています。頭に浮かんだことをノートに書き出すことで、自分と向き合うマインドフルネスの手法の一つ。漠然とした悩みや心配事の可視化、自身の気持ちの客観視などに効果があるそうです。
講座参加者は満員の8名。書くことが好きな方、もともと興味を持たれていた方、ジャーナリングという言葉を初めて聞いた方など、参加理由はそれぞれ。幅広い年代・職業の方が参加しました。
●「もやもや」しているのは、思考と感覚・感情が一致していないサイン
実際に手を動かす前に、まずは仲さんから「心のもやもや」についての説明がありました。
例えば事実に対して、「あるべき姿、理想」と考えた「思考(あたま)」は、人間の意識のうちたった5%なのだそう。残りの95%は「感情(こころ)」と「感覚(本能)」の潜在意識で、この2つが「理想は分かるけれど……」と、ブレーキをかけているのだそうです。
理想に向かおうとアクセルを踏む「思考(あたま)」とブレーキをかける「感情(こころ)」と「感覚(本能)」のギャップが「もやもや」の正体であると学びました。
「頭では分かっていても、腹の底では納得していない。そこで、どうして潜在意識がブレーキをかけているのか、もやもやの理由を自分に聞いてあげましょう」という仲さんの言葉で、自分と向き合う旅が始まりました。
仲さんご自身も、ジャーナリングを活用してお子さんへの葛藤を昇華されたそうです。
「嫌だな」と感じたお子さんの行動に対して、その行動を深掘りして理由やメリットを考えるようになり、受け入れられるようになったのだそう。
そんなエピソードを穏やかに語る仲さんの表情から、ジャーナリングにストレス解消の効果もあることを実感しました。
●実際に、ジャーナリングを体験してみました
まずはテーマ「今、一番嫌なこと」「長い間ずっと嫌だと思っていること」を1つ書き出しました。嫌なことを考えるのかと思われる方もいるかと思いますが、「ネガティブに思ったことからでしか気づけないことがあるんですよ」と仲さん。
テーマを決めたら、早速「頭で考えていた理想」と、「その理想通りにできない本当の自分の気持ち」について、仲さんの道しるべに沿いつつ、思いを巡らせていきます。
集中してペンを走らせる人や、自分が書いた文章を見直して考え込む人など、自分に向き合う参加者それぞれの姿が印象的でした。
講座の終わりには、参加者の表情や雰囲気もどこかすっきりしていました。普段家事や育児、仕事で追われている方が多いと思いますが、自分と向き合い、いたわる時間を確保することも大切だと感じました。
帰宅後にジャーナリングの続きを実践しました。悩みについて書き進めていったところ、はっと気づく事実を見つけ、自分の一面を改めて認識しました。心地よい疲れを感じながら晴れやかな気分になりました。
●今後もジャーナリングのセミナーを開催予定です
仲さんの素朴で癒やされる雰囲気の中で取り組むジャーナリングは、自分に対してより素直になれる気がしました。
今後もセミナーを企画されているそうなので、興味のある方はInstagramをフォローして最新情報をチェックしてみてはいかがでしょうか?
●セミナーの開催場所が無いとお悩みの方へ。さくらガーデンさんに相談してみませんか?
今回の会場はルミエール府中1階の「さくらガーデン」さん。普段はカフェですが、ワークショップなどで使用することも可能です。
ディスプレイなどもあり、セミナー開催にも便利です。太陽が優しく差し込む明るい会場を使ってみませんか?
お問い合わせはInstagramやホームページをご参照ください。
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