【府中市】命が吹き込まれた約70点の名馬の絵。JRA競馬博物館で開催中の長瀬智之展を見てきました。
馬の美しさ、強さ、優しさ、そして息遣いまで聞こえるような、繊細なタッチで競走馬を描く日本では珍しい馬専門の油彩画家、長瀬智之氏。現在、開催されている特別展『長瀬智之展 肖像画に生きる永遠の名馬たち』を見に行ってきました!
【府中市】馬専門の油彩画家『長瀬智之氏』が初の大規模個展を開催。4ヶ月に亘り巨大キャンバスに描かれるライブペイントも必見です!
JRA東京競馬場内にあるJRA競馬博物館で2022年4月23日(土)~8月28日(日)まで開催しています。
初の大規模個展で、新作を含む絵画作品約70点が紹介されています。
長瀬智之氏の作品は、北海道の牧場で馬と共に生活をしたり、イギリスやアイルランドにいる名馬に直接会いに赴き、写真ではわからない雰囲気や、関わる人達の想いを自身が感じて描かれています。
競走馬の凛々しい筋肉、毛並みの光沢、優しい瞳がリアルに美しく描かれています。
競馬も競走馬も、アートもなにも詳しくない筆者ですが、長瀬智之氏が描く馬の魅力にはなぜか不思議と引き込まれ、見入ってしまいました。馬が本当に好きな方が描く馬の絵は、優しくて繊細で見る人を感動させる力を感じます。
メインの展示エリアの反対側にある、馬の学び舎ミュージアム・ホールでは、今回の特別展の見どころのひとつ、長瀬智之氏によるライブペイントが行われています。
約4か月間の開催期間中に、英国の王室騎兵隊“The Household Cavalry”をテーマにした大作を描き上げるそうです。実際に生で作品が描かれていく様子を見られるのは、滅多にない機会ですよね。ヘッドフォンをして集中して作品制作に取り組まれていました。
椅子も設置されているので、座ってじっくり制作の様子を拝見することもできます。
こちらのエリアにも作品が展示されています。
また、アート展には珍しい写真・動画撮影もOKです。
開催期間中の来館者プレゼントとして、本展のオリジナルポストカードが配布されていました。 4月から8月まで毎月異なる作品のポストカードを用意されているそうです。これは嬉しいプレゼントですね♪※ポストカードは無くなり次第配布終了となります。
博物館の入館料、また特別展の観覧料も無料ですが、東京競馬開催日となる6月26日(日)までの土曜・日曜のご来館には、東京競馬場指定席または入場券の事前予約が必要となります。開催日や予約の詳細については、JRA東京競馬場の公式ホームページで最新の情報をご確認下さい。
会期中は、展示作品の入れ替えも行われるそうなので、何度も足を運んで楽しめる特別展となっています。ぜひ、お立ち寄りください。
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