【府中市】自分の家以外で、「ただいま」と思える場所へ。「たまいまビアガーデン」でほっとしませんか?
2025年7月の金曜日、17:00~20:00は、西武多摩川線の多磨駅東口では、”たまいまビアガーデン”が開催されています。
「たまいまマルシェ」や「たまいまクリーンアップ大作戦」を展開している「たまいまプロジェクト」さんの企画です。
「たまいまプロジェクト」は多磨駅周辺を舞台に、住民や事業者が主体となって地域のつながりを深め、空きスペースを新たなコミュニティの場へと変えていく活動です。
先日の開催日、お邪魔しました。空が茜色に染まっていく中、私同様、お仕事上がりのサラリーマンさん、大学の授業が終わった学生さんなどが自身を癒やそうと入っていきます。
お酒が飲めなくても大丈夫です。キッチンカーも、みなさんをお待ちしています♪
●素敵なキッチンカーのみなさまをご紹介(7月11日のメンバー)
訪問日、7月11日の皆さんを紹介します。
クラフトビールと窯焼きPIZZAが素敵だったCOL CUOREさん。
唐揚げって、ソースでこんなに変わるのか!?と美味しさに驚いたピンポンさん。
ケバブって、こんなに美味しいんだ!!と私の中で革命を起こしたペルシアンドネルケバブさん。

※わざとこの表情、素敵な方です
素敵なキッチンカーに囲まれながら、サントリーさんのビールをいただきます。立ち席のテーブルは、原田工務店さんの粋な計らい。以前、たまいまマルシェのステージを彩っていた材料が、地元の職人さんの心意気と情熱で素敵なテーブルになりました。
●ビアガーデンの優しい雰囲気
お客様が肩肘張らず「じゃあ、ちょっと飲んでいこうかな」と思える場所。「みんなひとまず、集まろう。ビールが苦手なら、違う飲み物で乾杯しよう」という空間でした。
1人でゆるゆる楽しむ方、「久しぶりー!」と肩をさすりあうママ友たち、「たくさん注文するよー!?」とオーダー時に友人に確認する笑顔の大学生・・・。
ビアガーデンとは言いつつも、お子さんが「そんなに”ビール”って美味しいの?」と聞いてしまう位、ご飯もお酒も美味しそうに楽しむ空間でした。
大人の空間であるビアガーデンで、お子さんも自然に馴染み、親子ともに夜に遊べるちょっとしたわくわく感。いなす役目のはずの親も思わず寛容になってしまう場所、時間。子どもさんが幸せな表情をしているのが見え、幸せがこみ上げてきました。多磨らしい、ビアガーデン会場だと思いました。
●愛する多磨のために、一つ一つ、解決する。
「たまいまプロジェクト」の代表、北野梢さんにお話を伺いました。
多磨駅のイベントは以前からありましたが、府中市の市民団体として「たまいまプロジェクト」が発足したのは2024年。「多磨で、『ただいま』と言う方を増やしたい」との思いから、1年間イベントを開催しつつ、賛否両論の意見を集め、真摯に対応を重ねてきました。
集まる場所ができればそれでいい訳ではない。イベント開催場所周辺にお住まいの方も含め、できるだけ多くの人が笑顔で過ごせるようにと、北野さんはじめ運営の皆さんは多くの人の声を拾いました。

たまいまプロジェクト代表の北野梢さん
特に大切にしたのは否定的な意見です。「イベントを『止めてほしい』」のは、イベントが嫌いなのではなく、「イベント時に使う機材で迷惑をかけていた」ことを突き止めたり、「実際にお話を伺いに行って、膝をつき合わせて、直接ご意見を伺い」、何がそう思わせてしまったのか、原因と打開策をメンバーで模索したそうです。
「お話を直接伺えて、ご意見をいただけることに感謝しながら、本当の理由を探ったりしました。少しでも、不快の種を払拭できるようにメンバーと話し合いを重ねました。大変なこともありましたが、支えてくれる方々のおかげで乗り越えられました」
「この1年はあっという間でした。これからも大好きな多磨を、多磨は素敵な場所だとアピールしていきたいです」と北野さん。
その笑顔はすごく輝いていました。
集める場ではなく、集まる場を作る。恐る恐る行っても、「こんにちは。楽しんでくださいね」と、夜風に吹かれながら心の鎧を外せる場所が、多磨にはあります。
もちろん、多磨周辺のお住まいではなくても、そんなことは気にせずおいでください。
西武多摩線多磨駅東口バスプールの横で、皆さんをお待ちしています。
2025年の7月金曜日、夕暮れを楽しみながら、至福の一杯、いかがでしょうか?
お時間が合えば、ぜひふらりとお立ち寄りいただき、「たまいま!(多磨でただいま)」とお声がけくださいね♪
北野さんはじめ、たまいまプロジェクトのみなさん、いろいろ教えてくださりありがとうございました!
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