【府中市】世界に一つだけのアクアリウムを作ろう!「花育ワークショップ」が開催されました
2025年8月10日(日)、市民活動センタープラッツで、i-ze(いーぜ)さん主催の「花育ワークショップ」が行われました。
「花育(はないく)」とは、花や緑に親しみ、育てる活動を通して、優しさや美しさを感じる心を育む取り組みのこと。i-zeさんでは今年3回のワークショップを企画し、回ごとにテーマと植物を変えて、自分だけの作品づくりを楽しめます。今回はその第2回。子どもから大人まで、幅広い世代が集まりました。

ワークショップ開始前から完成例を見て盛り上がりました!
●和やかな雰囲気でスタート
参加者さんと運営さんで自己紹介をし、和やかなムードになったところでワークショップがスタートします。まずは講師であり、フラワーコーディネーターの林さんから、本日使用する植物の説明と、作り方の流れの説明がありました。

フラワーコーディネーターの林経太さん。優しくて何でも教えてくれます。
●まずはアクアリウムの主役「マリモ」と「マツモ」について学びます
この日の植物は「マリモ」と「マツモ」。どちらも「モ(藻)」がつくとおり、植物の仲間です。
「マリモ」はシオグサ目シオグサ科の植物で、阿寒湖、富士五湖、琵琶湖などに生息している「毬(まり)のような藻」。湖の波などの影響で水中で回転し、球状に成長したものです。天然物は採取が禁止されているので、今回は養殖マリモが準備されました。
「マツモ」は東アジアの水生植物。根を持たず、水中を漂うように育つのが特徴です。今回はおもりを利用し、飾り付けに利用しました。
●さっそく、作ってみましょう!
説明を聞いたら、いよいよ制作開始です。
まずはボトルの中に砂を入れ、水を静かに注ぎ、オブジェを置きます。その後、マツモを配置し、マリモを入れます。
ピンセットでマリモやマツモをそっとつまむ手つきに、参加者の皆さんの優しさがにじみます。それぞれが、自分のアクアリウムに納得がいくまでじっくり考え、デザインしている様子も印象的でした。

完成!素敵なアクアリウムです♪
仕上げにグルーガンで蓋にネコのオブジェをつけて完成です!
ネコがマリモを釣ろうとしているかのような、なんとも可愛いアクアリウムになりました。
完成後もお互いの完成品を楽しんだり、写真撮影などをして話が弾んだりと、温かい空気が流れていました。
林さんから、持ち帰った後のケア方法について説明がありました。水の交換のタイミングや、マリモをきれいな球状に保つためのボトルの振り方など、日々のちょっとした工夫が長く楽しむ秘訣だそうです。参加者はうなずきながら耳を傾け、ときおり自分の作品を愛おしそうに見つめていました。
最後は全員で記念撮影を行い、和やかな空気の中でお開きに。「また来月来るね!」と笑顔で手を振る子どもたちの表情には、今回の体験の満足感があふれていました。
●次回は9月21日(日)、オータムリースを作ります!
次回は9月に開催する花育ワークショップ。テーマは「オータムリース~実りの秋をリースにしよう~」です。
日時:2025年9月21日(日)
時間:10:00~11:30
場所:府中市市民活動センター プラッツ 第3会議室
受講費:2,999円
申込:9月7日までにこちらの申込専用フォームから申込
気になる方は申込専用フォームからお申し込みしてみてください。ゆっくり、のんびり、楽しむことができるのでおすすめです。
会場となる府中市市民活動センター プラッツはこちら↓