【府中市】まちゼミで出会った晴見町「Cafe Brico」さん。カフェでもダイニングでも楽しめる、メニューも雰囲気も素敵なお店でした。
府中市晴見町の住宅街にある「Cafe Brico」さん。
「むさし府中まちゼミ」の会場として訪れました。
せっかくなので今回は、講座の前にランチもいただき、お店の雰囲気や料理をゆっくりと楽しんできました!
●店長がおすすめするチャイと、スパイス香るタンドリーチキンのランチ
ランチには1ドリンクが付きます。店長のおすすめでチャイを選択しました。
スパイスの香りが立ちのぼり、ひと口飲むとカラダが温まります。スパイシーな香りに夢中になり、添えられたミルクを入れるタイミングを逃してしまうほどでした。
メインのタンドリーチキンは、香ばしいもも肉にスパイスの香りがほどよくきいた一皿。
チキンをナイフで切りながら、ハッシュポテトやシャキシャキの野菜と一緒に味わいました。
オプションで追加した千葉県産のふさおとめのごはんもピカピカに輝いていました。タンドリーチキンとの相性も抜群!最後まで美味しくいただきました。
●時間を仕切らず、ゆっくり過ごせる店内の雰囲気&メニュー
店内は木の質感を活かしたモダンな空間で、暖色の照明がやさしく灯っています。1人でゆっくり過ごすのも、仲間内で楽しい時間を過ごすのにもちょうどいい雰囲気です。
屋根付きのテラス席もあり、天候を気にせず利用できるのも魅力です。
メニューも特徴的で、ランチやお酒のお供になる一品、ケーキまで揃っています。日伸珈琲beansさんの豆を使用したコーヒーやボトルワインなど、ドリンクからもこだわりがうかがえます。
この日のお客さんは、ワインを楽しむママ友たちのグループや、ティーポットをお供に昼下がりを過ごす夫婦、読書をする1人客など。それぞれの時間が穏やかに流れていました。
美味しいコーヒーをいただきながらパソコン作業を頑張り、仕事終わりに場所を移動すること無くワインでひと息つくこともできる、シーンを問わず使うことができるお店だと思いました。
●3種の赤ワインと5種のチーズを味わう“ワイン×チーズ講座”
ランチの後は、まちゼミ講座「ワインとチーズの相性とは?ペアリングの考え方」に参加しました。

Cafe Brico店長の池松頼都さん。フランスとワインをこよなく愛していることが伝わってきます。
講師は、Cafe Bricoの池松さん。ソムリエ、チーズコーディネーターでもあり、フランスのワインや食文化に詳しい方です。
参加者は満員6人で、和やかな雰囲気の中でスタートしました。
まずはワインの品質分類や、地域や畑のこと、チーズのタイプなどについて学びました。池松さんからは「ワインはブドウのポテンシャルが如実に味に現われます。フランスでは“誰が作ったか”より、“どこの畑で育ったブドウか”が大切なんです」との説明があり、ワインを通して土地の特徴を味わうという考え方に触れることができました。
座学の後は、いよいよ実践!ワインとチーズの相性を実際に比べてみます。この日のワインは赤3種。ピノ・ノワール、メルロー、シラーを飲み比べました。
まずは白い紙の上でグラスを傾けて色を確認。紫がかった赤や青みのある赤、明るい赤など、同じ赤ワインでも色の違いがあることを学びました。熟成度によっても見え方の違いがあるそうです。香りを確かめると、それぞれに果実味や深みがあり、味わいにも個性が感じられます。やはり美味しいですね♪
チーズは5種類。ブリー、コンテ、ミモレット、ブルー、パルミジャーノを試食しました。
それぞれを食べたあとにワインを口にすると、味わいの変化がはっきりと感じられます。
塩気が酸味を引き立てたり、香ばしさがまろやかさを包み込んだりと、組み合わせによって印象が変わりました。
後半には参加者同士の会話も増え、「これが一番好きかも!」などと感想を交わす声も聞こえました。
印象に残ったのは、池松さんの「自分が“これ”と思ったのが正解です」という言葉。
味わい方に正解はなく、感じたままを楽しむことが大切だと教えていただきました。
お手本として示された組み合わせとは異なる選び方でも、それぞれの好みを尊重する雰囲気が心地よい時間。学びと味わいが同時に感じられる講座でした。
まちゼミをきっかけに訪れたCafe Bricoさん。料理の美味しさだけでなく、人や地域とのつながりを感じられる時間を過ごすことができました。営業日のお知らせやイベントについては、Instagramをチェックいただければと思います。
晴見町の住宅街に佇むこの場所は、ランチにもカフェ利用にもぴったりです。
落ち着いた空間で過ごしたいときに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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