【府中市】10月は18日に開催!子どもも大人も楽しめる府中プレーパークに遊びに来てみませんか?

●毎月開催!府中公園の「プレーパーク」とは

毎月、府中市内の公園でプレーパークが開催されていることをご存じですか?

プレーパークとは、禁止事項をできるだけ少なくすることで、自己責任で自由に遊ぶ、思い切り遊ぶことを狙いとした野外の遊び場です。ハンモックやブランコやロープわたり、シャボン玉遊びなど、わくわくする空間が広がっています。

府中市のプレーパークは3年目を迎えました。子どもたちがいきいきと遊ぶ姿が多く見られるようになり、その活動がどんどん認知されています。
今回は9月に開催された様子と、プレーパークに関わる団体さんの想い、10月の開催について紹介します。

●雨でも元気!9月のプレーパークの様子

2025年9月20日(土)、14時前に府中公園に伺いました。どんよりした曇り空から時折小雨がパラつきますが子どもたちはお構いなし!木にくくられたロープによじ登って遊んだり、大きなシャボン玉を作ったり、歓声が途切れることはありませんでした。


「なないろ音の輪」さんの親子で楽しめるコンサートでは、手作りのグッズを手に持ちながら歌ったり踊ったり、子どもが夢中で楽しんでいる様子が印象的でした。

子どもたちが大興奮していた「竹でっぽうをつくろう」では、実際に竹をのこぎりで切ることから始まる、本格的な竹でっぽうを作りました。子どもが力強く竹を切っていくチャレンジは、まさにプレーパーク!いい経験と挑戦ができる素敵な場所だと感じました。

小さなお子さん向けにはゴザの上でのんびり楽しめる「青空ひろば」が登場。靴を脱いでのびのび遊んでいました。ダンボールハウスなど、家ではなかなかできない遊びを思いきり楽しんでいる笑顔が溢れていましたよ♪

●保護者の方はケアブースで普段の疲れを癒やしていました

子どもが遊ぶのはもちろんですが、保護者にも癒やしがあるのがプレーパーク。この日はボディケアと整体ブースがありました。
お母さんが、普段お疲れの身体をほぐされていて気持ちよさそうでした。予約を取りにブースに来るお父さんも多かったです。子どもが近くで元気に遊んでいるからこそ、安心してリラクゼーションを受けられるのだろうと感じました。


●府中プレーパークを支える人たち

3年目となる、府中市のプレーパーク。それを支える2つの団体さんにお話を伺うことができました。
まず、府中公園を含む市立公園68か所の指定管理者である「キャピタル・かたばみ共同企業体」の吉野想さんにお話を伺いました。

キャピタル・かたばみ共同企業体の吉野想さん

最初のスタートは2023年8月、最初は指定管理者の要件として子どもの遊び場づくりが含まれていたため、その一環として始まったプレーパークの試み。府中公園の事務所の近くで、自分たちだけで「とりあえずやってみよう」とスタートしたとのことです。現在は午後に開催していますが、最初は「多くの人に知ってほしいとの思いから、10時から16時まで開催した」のだそうです。
「2025年で3年目、どんどんプレーパークの認知度が上がってきていて嬉しいです。コンサートやケアブースもできて、充実してきたと思います。8月の開催時は晴天だったこともあり、本当に多くの人が来てくださいました」と吉野さんは振り返ってくださいました。

次に、府中プレーパークの共催「つながりの庭」代表の竹林京子さんと副代表の黒川佐亘子さんにお話を伺いました。

「つながりの庭」代表の竹林京子さん(写真左)と副代表の黒川佐亘子さん

竹林さんはご自身の子育ての経験の中でプレーパークの必要性を感じたとのこと。
「普通の公園で、靴を脱いで走らせたりどろんこ遊びをしたり、子どもの思うままに遊ばせていると、周りのお母さんの空気が若干固まってしまうことがありました。子どもをもっと自由に遊ばせたい!と思った時に、その当時川崎にあったプレーパークを知って、こんなに素敵なところがあるんだと感動したんですよね」と竹林さん。

子育ての時に抱いた強い想いは、仲間を集め、現在、府中で子どもたちの笑顔を増やすことにつながっています。今後の活動についても伺いました。

「今後も、安全対策と自由な遊びのバランスを大切にしたいです。厳しすぎるとプレーパークの意味がなくなり、緩すぎると事故のリスクがあります。大人が見守る中で、子どもの好奇心を満たすことができるこの場所を育てていきたいです。
今後は府中ならではの特色も出せていけたらと思っています。近隣の農家さんなどと一緒に何かできればと思いますね」
子どもたちの自由が守られている場所としての想いを語る竹林さんと黒川さんの優しくも強いまなざしが印象的でした。

●大人も癒やされる場所

府中プレーパークの特徴のひとつは、大人のためのケアブースがあることです。体をゆるめたり、気持ちを落ち着けたり、おしゃべりできるブースが用意されています。
整体業を営む竹林さん、黒川さんも看護師・助産師・セラピスト、ほかにも、鍼灸やマッサージ業を営むメンバーが、「つながりの庭」に所属しています。
子どもだけではなく、大人も休息や交流できる場所が用意されているのが、府中プレーパークの特徴です。



●10月は平和の森公園で開催!

子どもは思いきり遊べて、大人はゆっくり休むことができる「府中プレーパーク」。2025年10月は初の府中公園以外での開催となります。

秋が急に深まってきた10月中旬。体を動かすことが気持ち良く感じる季節になってきましたね。
今回のプレーパークは府中公園を飛び出し、生涯学習センター西側の平和の森公園で開催します!

2025年10月 府中プレーパーク

日時:2025年10月18日(土) 13:00~16:00
場所:平和の森公園
参加:無料
予約:不要、定員なし
※動きやすい、汚れても良い服装でお越しください。
※雨天時は中止します。中止のお知らせはこちらでご確認をお願いします。

当日の見守りボランティアも募集していますので、興味がある方はチラシをご確認ください♪

お子さんが全力で遊べて、大人も安心して休むことができる府中プレーパーク。お時間がありましたら足を運んでみてはいかがでしょうか?

平和の森公園はこちら↓

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