【府中市】「Share FUCHU Project」が認めたコロナ禍の運動不足、ストレス解消の解決策となる“ボッチャ”とは?
“ボッチャ”をご存知ですか?パラリンピックの正式種目です。日本では、前回のリオ2016パラリンピックで銀メダルを獲得している割にはあまり知られていないですね。ボッチャの選手団は火ノ玉ジャパンと呼ばれ、東京2020パラリンピック大会でもメダルが期待されています。
上の画像のように、使うボールは3色あります。白いのがジャックボール(的球)。赤チームと青チームが6球ずつ投げて、ジャックボールに一番近い方のチームが勝ち、という簡単なルールです。ボールを使ってカーリングをしているようなイメージです。ルールは簡単なのですが、狙いを定める集中力や、試合の戦略を考える思考力は必須です。知れば知るほど難しくなる、奥の深い競技だとも言われているそうです。
ボールは、重さと大きさが規定以内であれば、材質などは問いません。止まりやすいボールや、相手のボールを力強く飛ばせるボールなど、選手は使い分けをしているそうです。
上の画像、赤ボールが地面から離れているのがわかりますか?こんなミラクルショットもありです。ジャックボールに密着していることより、この場面では浮いてる赤ボールが一番近いと判断されます。
実は、ボッチャは誰でも安心安全に取り組めるコミュニティスポーツとしても注目されています。コロナ禍でも比較的安全なスポーツとも言えるようです。
実際、コロナ禍の地域課題を市民協働で解決するという府中市の「Share FUCHU Project」でも、ボッチャはコロナ禍での運動不足、ストレスを解決できる提案として認められました。
朝日町にある特別支援学校府中けやきの森学園は、ボッチャ選抜甲子園で優勝したことがあるなどボッチャに力を入れています。もしかしたら、府中からボッチャの日本代表選手が輩出されるかもしれません。また、府中市は、今は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で休止していますが、他市に先駆けてボッチャの講習会や体験会の実施、ボッチャ大会の開催などに取り組んできました。市内の市民活動団体「府中deボッチャ」では、緊急事態宣言が解除された来月2021年4月からは、府中市立中央文化センターで月に一度第二水曜日に開催している練習会を再開するそうです。ボッチャに興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。
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